【北九州市 木の家リノベ】故郷に帰れば安住の家

【北九州市戸畑区】

#北九州市 #木の家リノベーション #設計士とつくる家 #自然素材

 

定年を機に故郷へ

 

Dさまとの出会いは、資料請求から。定年を機に名古屋から故郷の北九州に帰ってくるので、空き家になっているご実家をリノベーションしたいとのご要望。最初は、鍵をお送りくださり、私たちだけで現地を調査をさせていただいた。戸畑駅にもほど近い、とても便利なエリア。ただし、長屋のように両隣がくっついた密集地。そこで担当した設計士は、できるだけ光を取り込み明るい住まいにしたいと考えた。

まずは、南側でもあり、前面の道路側でもある南面にリビングを配置。そしてその窓を最大限の大きさのサッシに変更。自ずと寝室は反対の北側になるが、収納との壁を天井まで立ち上げず北側の採光も中心まで伝搬するようにした。さらにほぼ家の中央部に位置する洗面室の上部、もともと押入であったところを吹き抜けにして、ハイサイドに明かり取りの窓を設け、井戸のように光が落ちてくるライトウェルとした。

それから、遠方ながらの順調に進み。結局、工事中含め、お会いしたのは、現地調査後の顔合わせとお引渡しのみ。ありがたいことに要所を除いて、お任せいただいた。

 

ちいさなところまでご要望を反映

 

リビングには、造作でカウンターと机を設えた。これはコンクールに出すほどの腕前のご主人の写真編集ラボ。パソコンの配線はもちろん、机下には、専用の大型プリンターを置くための移動式ラックも大工さんに造作してもらった。写真撮影を兼ねた海外旅行に出かけることの多いDさま。帰ってくれば、故郷にとても快適な「安住の家」が待っている。

 

#住まいの再生工房®