羊毛断熱材

布地を選んでスーツを仕立てるように、住まいこそ、素材を吟味しましょう。
自然素材の魅力は何といっても風合いです。触れてここち良く、空気もきれいで気持ちいい。人にやすらぎを与え、時とともに味わい深く、趣を増していきます。
もう一つの魅力は、調湿性です。温度だけではなく、温度と湿度のバランスにより、ひとは快適にもなり不快にもなります。特に温暖なここ九州においては、たいせつなことです。

高い断熱性能

• 空気をたくさん包含することによる断熱性
• 表面が濡れないこと、それは断熱材にとっての絶対条件

優れた空気浄化機能

サーモウールのVOC吸着能力は、「北里環境科学センター」で実証されています。同センターでの試験において、75mg／立方メートル（75ppm）という高濃度のホルムアルデヒドを、わずか１時間でほぼ100％吸着という結果を得ています。また、一度吸着されたそれらの汚染物質が、再放出されないことも確かめられています

高い調湿性能

「サーモウール」の結露を防ぐ仕組みは羊毛のもつ高い水分保持能力（調湿能力）という機能だけでなく、VFS（Vaper Flow System）という４穴ホローポリエステルの性能との融合によるところも大きいのです。

安心の防虫性能

防虫剤「ラーニバル」は羊毛の繊維の段階で0.025％に希釈され、塗布されるため確実な効果を発揮する。また「ラーニバル」の基本成分である「ビフェニスリン」は、昆虫、魚にはその毒性を発揮するが哺乳動物等にはその毒性を発揮することはないという選択毒性を持つ防虫剤であるため人体への影響はなく安全である

地球環境へのやさしさ

自然に成長する羊毛は、石油のように有限な資源ではなく再生し続けます。地球資源の枯渇の問題とは無縁です。また製造過程での燃料消費も一般的な断熱材にくらべて低エネルギーで製造できるのでCO2の排出量が大幅に削減できます。