【北九州市戸畑区】
#北九州市 #注文住宅 #設計士とつくる家 #高気密 #高断熱 #木の家 #自然素材 #4LDK+S
建具や収納は職人が造作すべてがオリジナル仕上げ
LDKは広く、キッチンは対面式でカウンターをつくりたい、階段は壁で覆わずスケルトンに。その他にも「”キッチンと洗面所など水回りをまとめると使いやすい”とか”キッチンは両側から入れる動線をつくると便利”とか、少し前に家を建てた兄の意見も参考にして要望を伝えました」。
いくつもリクエストは設計カードにまとめて、[サン建築工房]の設計士にバトンタッチ。設計士がイメージしたのは木の質感を活かしたナチュラルでやさしい空間。そこでキッチン回りはカフェのような雰囲気に仕上げ、クロスの色でアクセントをつけることを提案。家族団らんのスペースをなるべく広くとるために廊下もつくらずLDKに振り分け、建物が大きくなりすぎないようコンパクトにまとめることにも気を配った。
収納や建具も家の雰囲気に合わせてオリジナル造作を取り入れている。リビングの入り口の格子模様のスライドドアも、収納の扉もすべて無垢材で造作。キッチンのカウンターは雑貨類を収納できる引き出しとパソコンデスクが一体になっている「引き出しの部分だけ、木の目が横にすっと流れていてスマート。床や天井と同じ杉の無垢材でも使い方を変えると印象も変わるんですね。すっきり見えて気に入ってます」。
南側にビルが…採光・採風問題も見事クリア
最大の課題は、日当たりと風通し。立地はいいものの、住宅が密集していて、家の南側にはビルが隣接している土地。ですが、「ここに住む」とことが何より重要であるTさんのためにと設計士は知恵を絞った。「リビングの南側は大きめの窓にしたほか、とれそうなところを見つけては型板ガラスを使うなどして外部からの視線を避けつつ窓をとりました。和室の外は駐車場になっているので、大きな窓をつけても眺めが悪く、道路からの視線が気になるために地窓にして採光・採風できるようにしました」。
#羊毛断熱材 #サーモウール採用