【行橋市】
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快適な温熱環境をつくるパッシブエアコンを採用
S邸の大きな特徴は、家じゅうどこにいても快適なパッシブエアコンを採用していること。
「当初はOMソーラーにしようと考えていたのですが、薪ストーブやペレットストーブなども検討したのですが、燃料費などのバランスを考えた結果、パッシブエアコンがいいと思ったんです」。
パッシブエアコンとは、小屋裏にエアコンを設置し、冬はあたたかい空気を床下に、夏は天井から冷風を吹き出すシステムのこと。不快な風や室内の温度差に悩まされることのない、快適な温熱環境をつくり出してくれる。
当初は、平屋を検討していたSさんご夫妻だが、収納スペースを広く確保したいと考え、吹き抜けのある2階建てに決定。LDKと寝室を1階に持ってきたのは、将来的に、階段の昇降が負担になることを見据え、生活の殆どを1階で完結できるようにしようと考えてのこと。キッチンに立つのは意外なことにご主人の方が多いそう。
好きなものに囲まれた豊かで贅沢な時間を満喫!
階段を上がると、2階にはご主人の書斎と収納力抜群の納戸があり、フリースペースには奥さまのピアノが置かれている。
チェストやタンスなどは、以前住んでいた家のものを活用することに決めていたため、それぞれのサイズを測り、ぴったりと収まるようにつくっていった。好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、ピアノを弾いたり。決して広くはないものの、自分たちの好きなものに囲まれて過ごす時間はとても贅沢。ご夫婦の仲睦まじい様子に、ほっこりと暖かい気持ちになった。
「家づくりは、それぞれの想いをカタチにするもの。私たちは健康で快適に暮らせる家をめざしましたが、一生懸命探せば、その思いに応えてくれるビルダーさんは必ず見つかります。いろいろ迷って途中で変更したりしましたが、嫌な顔一つせず、柔軟に対応してくださいましたし、サン建築工房さんに出会えて、本当によかったと思います。
最近、庭にスポットライトを配置し、ライトアップされた庭を眺め楽しんでいるというSさんご夫妻。より快適に、より楽しく。そんな暮らしを存分に満喫している。