【遠賀郡】
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聞こえるのは波の音だけ 海のそばに家を建てる
リビングに足を踏み入れた瞬間、思わず息をのんだ。視界いっぱいに広がる海。テラスに繋がる大きな窓の向こうには、水平線がまっすぐに伸びている。
北向きに開いた空間とは思えない明るさの正体は、吹き抜け部のハイサイドライトと、友人宅を参考にしたという天窓。自然光が降り注ぎ、珪藻土の壁や木の質感が、やわらかな空間を生み出している。
海と共に暮らすための工夫が込められた空間
A邸を象徴する１階のＬＤＫは、海に向かって大きく開いているのが特徴。折戸をフルオープンにすると、視界は海へ一直線につながり、まるで船の甲板に立っているような感覚になる。
テラスの囲いに透明なアクリル板を採用したことで、視界を遮るものがないのも開放的な所以。木造でありながら、潮風にもびくともしない大きな梁と耐力面材を採用した、しっかりとした構造も大きな安心材料だ。
ＬＤＫのアイコンとなるのは、ダイニングテーブルを兼ねた特注ｍのキッチン。ご主人の高身長に合わせて高さを特注したステンレス製のワークトップに木製にハイチェアが映える。
冷蔵庫などの家電は、見せない収納にまとめてスッキリ見せる工夫も。「頻繁に買い物に行かなくていいように」と設けた大容量のパントリーは、奥さまのお気に入りだ。
カップボードにはご主人の実家で代々使われてきた食器や旅先で求めた品々が並び、日々の食卓に物語を添えている。
「我が家がリゾートになる」そんな贅沢な体験
穏やかに満ちていくふたりの暮らしにそっと寄り添うのは波の音。夜になると海に浮かぶ船の灯りだけが静かに瞬く。ご主人は、望遠鏡で船の行き来を見るのが日課になった。
潮で窓が曇りやすく、掃除は頻繁になるが、それも「いい運動になる」を笑うおふたり。海辺のくらしそのものを心から愉しんでいる。
一日の始まりと終わりを豊かにしてくれるのが在来工法で誂えたバスルーム。海を眺めながら湯に浸かる。まるでリゾートスパのようなリラックスしたひととき。
脱衣室を兼ねたランドリールームは、洗う・干す・畳むが一箇所で済ませる家事動線に。衣類の整理も快適にこなせる。また、洗面を独立して造作することで、来客者も気兼ねなく使えるように設計。
#G2クリア #C値2.0 #YKK樹脂サッシAPW330採用
